米子市(よなごし)は鳥取県の西部、山陰地方の中央部に位置する都市だ。西側は島根県と隣接する。江戸時代には城下町として繁栄し、現代はJR線・米子自動車道・山陰自動車道・米子空港などを有する交通の要衝としての役割を担う。
「皆生温泉(かいけおんせん)」は、山陰屈指の温泉地として知られており、大型ホテルなどの宿泊施設が集中する。美保湾に面した弓ヶ浜半島の東端に位置し、米子の奥座敷と呼ばれている。保温に優れており、神経痛・リウマチ・皮膚病などに効果があるとされる。隣接する「皆生温泉海水浴場」は、環境省の「日本の水浴場88選」に選ばれている。遊歩道には、1981年(昭和56年)に開催された日本初のトライアスロン大会を記念するブロンズ像がある。
米子市は多数の遺跡を有する都市である。「妻木晩田遺跡(むきばんだいせき)」は、米子市と大山町にまたがる集落遺跡であり、弥生時代ものとしては国内でも有数の規模を誇る。「福市遺跡」は、弥生時代後期から古墳時代中頃の集落跡であり、その数は100戸以上にもなる。史跡公園として整備されており、園内にある「福市考古資料館」では、福市遺跡と隣接する「青木遺跡」の両遺跡からの出土品の展示している。
「米子水鳥公園」は、日本で5番目の大きさを有する「中海」周辺に位置する湿地公園だ。広さ27.8ヘクタールもの敷地を有する水鳥のサンクチュアリ(保護区)であり、コハクチョウの集団越冬地としては日本の南限といわれる。